第3回フライパン④(接続部/完成まで)
やっと終わりが見えてきたフライパン。ソフトのバージョンの違いの壁にえらく時間がかかりました。
記事にまとめるとたいした事がないように見えますけどね…
F3を押して真横にします。
材質は仮に「mat1」を選んでおきます。
(上面とか選んでると下絵が反映されます)
新規オブジェクトで接続部を作ります。
X/Y/Zが0の地点を中心にでかい四角形ができたので、位置を調整します。
黄色をドラッグして、図形全体を接続部の中心にあたる部分に移動
私は取っ手を不透明な材質にしてますが、鍋と同じmat1なら半透明になってるはず。
次に、拡大で大きさを調整します。
黄色は全体的に拡大縮小
青色は横に伸縮
緑色は縦に伸縮
大まかに黄色で合わせて、緑と青で微調整。
黄色が中心になくて、うまく大きさが合わなかったら、また「移動」で中心を合うように調整してください。
黄色が鍋と取っ手の境。
青枠(図形の大きさ)が接続部の大きさと合うように調整
F2を押して真正面のサイズもチェック
赤(X軸)を良さそうなサイズに合わせたら、「作成」をおします。
講座だと、この作った接続部のポリゴンをナイフでカットして「辺」を増やし、フライパンの曲面にあわせて形を整えるんですが…
ナイフも旧バージョンとは違うんですよね。
↓旧バージョンのナイフ(講座より抜粋)
これをVer.4だと…こうかな?
等間隔にチェックを入れて分割数を選べば、Shift押さなくても勝手に中心で切断してくれるっぽいですね。
これはVer.4のほうが便利ですよね!2分割3分割も等間隔にしてくれるの便利!!
邪魔だったので取っ手(obj6)を不可視にして、接続部にカーソルを当てたら
黄色いガイド線が出てくれました。
OKだったのでクリックして中央を切断。⇒確定されて黄色からピンクのラインへ
次にコマンド⇒編集オプション⇒「対称」をチェック。
言葉から伝わる左右対称操作感。
あ、スナップが外れてる…(毎度外れるの困るよね)
見やすいように角度を変えつつ、接続部の形を整えていきます。
私はまずF1で真上にしてみました。
フライパンの内側に貫通してる中央の点を「コマンド⇒編集⇒移動」ツールで
フライパンの側面のラインに合わせてみました。
次に、食い込んでる外側もフライパンの側面まで移動
片側動かせば「対象」にチェックしてるので同じように動いていいですね。
ぐるっと下側をチェックしてみたら、角が浮いてたので
F3で側面にしてフライパンにくっつけ
ついでに取っ手を食いすぎてる外側の角も下絵に合わせて移動
等分割した中央の点だけ飛び出てる状態なので角と重なる位置に移動してみました。
内側(鍋と隣接)は凹ませて鍋の曲線に合わせたけど、外側は横からみて同じ位置だから直線のラインでいいかと。
下絵だけに合わせると、どこかしら浮いてたりするので…
右クリックをドラッグしたまま動かして(タンブル)、色んな角度からチェックしつつ
微調整。
こんなもんかなー?と納得したら、接続部オブジェクト(私の場合obj7)を編集不可にします。
ついでに取っ手を「不可視」⇒「可視」
うっかり誤操作しないよう編集オプション「対称」のチェックも外しておきます。
フライパンに厚みをつけるので、フライパン(鍋)オブジェクト(私の場合obj1)のロックを外します。
Altキーを押しながらフライパンオブジェクト(obj1)をクリック⇒全選択
鍋部分が選択されて点と辺が「緑色」になります。
上手くできない時は、一度ポリゴン以外の場所をクリックすれば選択解除できるので
(編集⇒全てを非選択でもいいです)改めて、obj1を全選択。
失敗が怖いので、ここで上書き保存。
obj1全選択されている状態で⇒上部メニュー「選択部処理」⇒コピー
※後程、押出し前の状態を張り付けます。
左メニュー「押出」⇒通常を選んで内側に厚みをつけます。
正直、現時点で「ベベル」がどんなものか分からない…
一部の面だけ押出してしまったら、Ctrl+Zで戻って全選択しなおしてください。
内側に押出して作った面は「ポリゴンが外側」についている状態です。
上部メニュー「選択部処理」⇒「面を反転」
また、内側に押出したので元の位置(外側)のポリゴンがありません。
そこで、さっきコピーした外側を貼り付ける。
上部メニュー「選択部処理」⇒「ペースト」
外側のポリゴン復活。合体して厚みになりました。
ペーストした鍋の外側部分は新規オブジェクトとして作成されてますので
外側(私の場合obj8)をドラッグして、obj1(押出した状態の鍋)に重ねると合体できます。
↓参考画像(講座より)
合体したobj1(厚みができたフライパンの鍋)を選んでる状態で
上部メニュー「オブジェクト」⇒「近接する頂点をくっつける」
たぶんこれは、張り付けた外側オブジェクトの頂点と、押出ししたオブジェクトの同じ位置の頂点をくっつけて軽くしたんだと思われ。
で、タンブルしてみたところ…
気のせいじゃないと思うのですがw、選択しそこねたのかなぁ…あれぇ;;
フライパンのヘリ(厚み?)部分のポリゴンが内側にあるっぽいですね。透けてる。
上手にできてる人は不要な作業ですが
編集オプションの「点」「辺」を外して、選択しやすいよう「面」だけにした状態で
左メニュー「選択」を選び
Shitキーを押しながら ヘリ部分を1周選択しました。(もっと別のいい方法があるかもですが…)
上部メニュー「選択部処理」⇒「面を反転」
厚み部分のポリゴンが外側を向いた。よかった…
厚みの付いた鍋が完成したら
F1を押して、真上にします。
ネジの部分を作ります。
左メニュー「基本図形」⇒「球」
半径100の馬鹿デカイ球体からだと調整面倒なので、半径5にしてみました。
失敗が怖いので新規オブジェクトにチェックを入れて、obj1と分けます。
黄色を弄って、移動と拡大で大きさを合わせます。
F3押して側面にしてみると、激しく飛び出ている…w
青カーソルで真横に移動。
ネジですので取っ手にめり込ませます。
同じ手順で3つ作るとありますが…面倒なので複製⇒配置しました。
F2からみて位置を調整
F3から見て調整。
高さ(Y軸)がズレると困るので、青カーソルで真横に移動。
上側の2つのネジは横から見て重なる位置で丁度良いかと思われ。
ぐるぐる回してOKそうでしたら、材質を変更します。
半透明だった「mat1」をダブルクリック
講座を参考に
[不透明度]=1.00
[拡散光]=0.80
[自己照明]=0.20
[反射光]=0.50
[反射の強さ]=6.00
[周囲光]=0.25
[基本色]で黒に近いグレー(下図ではH=0 S=0 V=21)
完成~!
フライパンの厚みがペラすぎて接続部が表に出ちゃってるけど気にしない!!w
あ、ビュー画面上部、「平行」の隣のビューボタンを「面」だけにすると見やすいです。
※もし、材質が反映されてない箇所があったら、
「mat1」を選んでる状態で、左メニュー「材質」⇒「指定面を一括」でクリックしてください。